漏れてます

漏れてます

占いに興味はありますか?

当たるも八卦当たらぬも八卦と言いますが、実は占いはめっちゃ当たります。

 

いろいろな占いがありますが個人的には『タロット占い』の的中率はすごいと思っています。

昔々大昔の独身の頃、「将来は占い師で身を立てる」と決心していた私は、せっせと占い教室に通っておりました。

この辺りではとっても有名な先生の元へ。。。(今でもTVの占いコーナーを担当されていらっしゃいます)

 

週に一度の授業の最後に、毎回一つのテーマに絞って生徒全員(と言っても4名)がタロットで占うというのが〆でした。

例えば、その週末に行われる中日×巨人戦ではどちらが勝つか?とか、次の若乃花の取り組みの勝敗は?(うわあ、時代がばれるぅ~)など4名それぞれが占って発表します。すると、3/4の確率or4/4の確率で同じ答えが出ます。

検証しやすいように誰でも結果がわかるテーマを選ぶのですが、とにかく当たっていました。毎回。

 

占いには誕生日とか手相・人相で占うものもありますし、お手軽なところでは血液型占いというのもあります。

血液型に関しては心理学の植木理恵先生が否定されています。私もそれに賛同します。

つまり私たちは「あなたはA型だから几帳面よね~」と言われればそのようになっていくものだ、と。

洗脳?暗示?思い込み?の一種だそうで。

ではタロットは何が違うのでしょうか?

 

結論を言えば「未来はその人の心の中にある」ということです。

これは心理学でも言われていますが占星術でもそうです。

心の中にすでにあるものをタロットカードが引き出すということです。

占い師は心を無にしてクライアントの聞きたいことをタロットに尋ねます。そして数枚のカードを引きます。

占い師が熟練していようと素人同然の駆け出しであろうと、おそらく出るカードにさほど違いはないと思われます。

占い師の腕の見せ所はひとえに「出たカードの読み方」です。ここが優れた占い師かそうでないかの分かれ目です。

 

ところが、中には不届き物のクライアントがおりまして、特に私のような、趣味で占いをする人間の元にはいわゆる”ひやかし”が時々来ます。

ですが実はその時こそタロット占いが真骨頂を発揮する時なのであります。

一見いかにも悩んでいるフリをしているのに、いくらカードをめくってもちっともつじつまが合わない。

タロットカード占いは何枚かのカードを引くことで、その人の過去・現在・未来などを読んでストーリーが出来上がって行くのですが

”ひやかし”で来ている人のカードは、とにかくバラバラで全くつながりが見えません。

要するにその人はそのことでは悩んでいない、別のもっと深いところに深刻な悩みがあるとも読めるわけです。

 

いかがでしょうか?

結局、タロットカードの前では正直であっても嘘をついていても全て「ばれている」ということです。

心の中は漏れていますよ。

くれぐれもお気をつけくださいませ。

 

管理部 夏川